恒例になっている西伊豆土肥から行く秘境遠征。
今年はこれまでの銭洲よりさらに遠い「藺灘波(イナンバ)島」です!
ちなみに銭洲までは伊豆半島の南端から約75km、イナンバ島は約120kmとだいぶ遠いんです。
イナンバ島はいくつもの岩礁からなる銭洲と違ってひとつの大きな標高75mの岩の島(もちろん無人島)です。
連れて行ってくれたのは今回も土肥の遠征釣り船「第18とび島丸」19t です!
船内は清潔なベッドどシャワートイレなど完備の快適な船です。
今回も出港は23日(日)になったばかりの夜中1時過ぎ。
ダイバーたちはベッドで眠っている間ひたすら南下、現地には朝の6時頃に到着です。
銭洲だってたいへんな秘境で海況がバッチリじゃなければダイビング遠征に行くこともできない場所ですが遠く、隠れる島影もほとんどないイナンバ島はさらに条件が厳しいわけです。
今回も行けるか行けないか半信半疑な天気予報でしたが、荒れること無くほぼ凪の中行くことができました!!
お天気は曇り時々雨ではありましたが、波が大きくならないことが第一条件、海が荒れないのであれば雨くらい(晴れれば気分的にそれなりにありがたいけど)なんてことはないのです。
予報的に昼から風が強まる感じだったので着々と3ダイブして昼には帰途に。
西伊豆土肥漁港にはなんと16時過ぎに帰港。昨年の銭洲遠征ときより早いや(笑)
さて、今回のイナンバのダイビング、黒潮ブルー全開!透明度40mでした!!
ただ、水温は30℃オーバー、Hotすぎる水温に大きなカンパチなど大きな魚たちは深場に避難し、魚群探知機でも水深70〜120mあたりにうじゃうじゃ反応が(苦笑)
潜るエリアで見られたのはカッポレ、ギンガメアジ、ツムブリなどすっかり南方系の顔ぶれが。
でもタカベの大群、シラコダイの大群、ナメモンガラやユウゼンも見られたり。伊豆諸島ならではの魚も見られました。
イナンバ島の勇姿を見られることが第一、念願果たして秘境チャレンジャーの参加の皆さんも大満足でした!
黒潮本流に浮かぶ島ですが今回は幸か不幸か?潮はほとんど動かず。。
やんちゃな激流マニアに方々は多少体力が余ったようですがワタシ的には安全に楽に潜れて良かったよかった!
そんな夏の終りの大満足の秘境遠征でした。
ご参加の皆様、今回もいいチームワークでしたね。ご参加ありがとうございました&大変お疲れさまでした!!
そして第18とび島丸の健司船長とスタッフ高山さん、今回も刺激的でありながら安全なダイビング遠征を提供していただきありがとうござました!!