屋久島ツアーの2弾目です。
結果から言うと「行けたらトカラへ」のトカラには海況が許してくれず行くことはありませんでした。
あたりまえですが安全第一!
そのかわり、屋久島の海はたっぷり味わってきました(^^)
動画 「2022.6/10、12の屋久島灯台ダイビング」はこちらへ https://youtu.be/126hMRbAif0
一級ポイントの永田灯台(屋久島灯台)は1,3日目の2日間5ダイブ、ほかポイント「観音」をはさんで灯台三昧してきました!
とくに初日の永田灯台は1本目から3本目に向けて潮の流れも速くなってきてスリリングでダイナミックなダイビング。
皆さん、「楽しかった〜!」
潮が速くて喜ぶとはまたですね(笑)
でも、ずんずんあらわれる巨大イソマグロ軍団、ギンガメアジの群れ
タカサゴやウメイロモドキも多かったし。
潮が速けりゃ浮上時はお約束のダウンカレントがセット。
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ダイビング2日目、屋久島のダイビングの代表的なエリアの一湊にも潜りました。
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そういえば、最終日の灯台はなぜか潮の流れがユルユル、2日前とは流れも色も違います。いつもながら海は不思議ですね。
でも中層の魚影が濃くて賑やか。岩にしがみつくのじゃなくて中層を泳ぐ灯台も楽しかったですよね!
この日程も雨がザンザン降った日もありましたが帰りには温泉によってサッパリ。
お宿の近くの「尾之間温泉」にはよく行きましたが熱めですが風情たっぷりでほんとうにいい温泉場です。
そして帰る前日(ダイビング最終日)は天気もまずまず、ダイビング後は器材も洗って水もほとんど切れてパッキングも助かりました。
ところが帰る日にはけっこうな雨降り。天気予報では午前中は小雨な感じだったのに…
これで不安になるのが飛行機が来るかどうか。
離島あるある、視界不良が飛行機運行によろしくない。
飛行場でチェックインも済まして、保安検査場も通過して待っていると、飛行機は屋久島上空まで来てて着陸のため天気の状況を見ているとの放送。
しばらくすると、「おまたせしました。飛行機は着陸態勢に入りました。まもなく屋久島空港に着陸いたします」との放送。
待合室はあちこちで安堵の声。
でも待てども飛行機は見えず。
そして、「飛行機は天候が悪く鹿児島空港に引き返しました」と
えー!? さっき着陸態勢に入ったとの放送で喜ばしたのに… よけいがっかり。。
不確実な楽観的にすぎる放送はしないほうが良かったんじゃないですかぁ!?
この日は海路もフェリーは欠航。でも高速船は運行しているので即座に午後の高速船(安房港発)を電話で人数分の予約します。
ちなみに屋久島と鹿児島は通常 飛行機(35分)、フェリー(4時間)、高速船(2時間前後)が結んでいます。
そうこうしていたら現地でなにかとお世話になっているクメさんからお助けの電話。
もっと早い出港の高速船(宮之浦港発)には今から行って間に合うか微妙だけど賭けてみませんかとのアドバイス。
そこからクメさんの車と借りている車で雨の中急ぎ宮之浦港へ向かいます。アドバイスもらいイタミが車の中からその早い時間の高速船の予約。
他に高校生の団体さんが来ていて飛行機欠航も同じ境遇。でもこの人数が高速船に行ったら満席になるかもと不安でしたが、席の空きも時間も間に合って無事に乗ることができました。
鹿児島本土まで行けば、その日のうちに関東に帰れます。
鹿児島の港(本港南埠頭)からはバスで鹿児島中央駅近くのバスのりばへ、そこから空港へ向かうバスに乗り換えて鹿児島空港へ行きました。港から空港への直通バスもあるようですが現在は休止していました。
飛行機は欠航だった場合、鹿児島〜羽田の便も後の便に空きがあれば無料で(原則として欠航したのと同じ航空会社:つまり屋久島航路を運行する日本航空。でも鹿児島〜羽田がANAだった方も粘って交渉したらなんとかなったとの情報も。もちろんできない場合もあるでしょうからご注意ください)変更できて時間は予定より遅くなりましたが予定の日に皆さんご帰宅できたのでした!
そんなこともあるかと帰りの日は平日に設定していたのが実際に効果を発揮するのは良かったとおもいますが、それより何事もなくすんなり行きたいものですね。
最後にテンヤワンヤなこともあったツアーでしたがご参加いただいた皆様、そんなことすら元気で笑顔で過ごしていただいて本当にありがとうございましたm(_ _)m
それから、薩南の孤岩「湯瀬」で船と船で初めて会ってからけっこうたちましたが、屋久島の海、それから屋久島からトカラへのアクセスを紹介していただいてここ数年のツアーでは相手が自然では予定なんかあって無いような難しい中臨機応変にコーディネートしてくれているもっちゃん(望月さん)、また一湊のフィッシュウオッチングダイビングや海中の落とし物回収では(笑)すっかり頼りにしている久米さん、今回の飛行機欠航後の対応もすっかりお世話になりました。ありがとうございました!
これからもお互い流行はどうあれ好きな海や好きなスタイルのダイビングを紹介する役目でいましょうね。