2023年の屋久島ツアーの2段め。
今年の屋久島ツアー、5月下旬の段階ではどうも後半戦のほうが海況が良さそう。
そんな予報でした。
でも、台風2号に続いて、3号まで発生。こちらは直接の被害はなかったものの、影響されてか前線などが活発に。
とくに関東地方では災害に近い大雨だった模様。
屋久島でも第2段の日程中連日大雨(>_<)
またも屋久島に入る際に問題発生。
視界が悪く、鹿児島発 屋久島行きの便が条件付きに。
状況によっては屋久島空港に着陸できずに福岡空港に着陸する場合もございますってアナウンス。
目的地の屋久島ではないのはまだしも、引き返すのが鹿児島ではなく福岡って。
福岡に降ろされてどうしろと??
そんなわけで、条件付きが出た時点で運航が大丈夫な高速船に切り替えます。
(コマツは屋久島でドキドキしながら待つばかり。電話とラインで連絡することしかできません)
たまたま視察で参加のosamu、目印役とまとめ役、いろいろありがとう!
大事を取って切り替えた高速船(トッピー、ロケット)遠回りにはなったけどまずは一安心。
と思いきや、鹿児島湾(錦江湾)を出たあたりでエンジン故障で引き返すとの連絡が
え〜〜〜!? エンジン故障って何やってるの???
さすがに、別の船に振り替えて屋久島に向かうことになりましたが。
そんなわけで、めちゃめちゃ長い時間のご乗船の末、みなさま屋久島に入ることができました。
そして、屋久島ツアーのスタート
1日め。
妙なうねりがあり、屋久島の南岸の潮が速い場所は大きく波立ちます。航行しながら行けるところまでということでしたが、
船長さん、行けるとの判断でトカラ列島に向かいます\(^o^)/
ずっとトカラ列島に行くことができなかった方もいる2段めの皆さん。ヤッター!ですね。

トカラ列島二ヨン灯台
ボクも心底うれしかったです!
第一弾のときよりさらにパワーアップしたニヨン、芽瀬、すばらしかったのでおかわりのニヨン!
GT、イソマグロ群れ、ムレハタタテダイ群れ、ツムブリ群れ、ウメイロモドキ群れ、ギンガメアジ群れなど。

イソマグロ軍団
Photo by osamu

ニヨンは水中も明るくウメイロモドキの青もよく映えていました

イソマグロ軍団 常に視界に群れが入っていました

GT♪

ニヨンにて

やっぱり多かったGT(ロウニンアジ)
Photo by osamu

Photo by osamu

ツムブリ群れ 大きい!
Photo by osamu
この時期の二ヨン最高〜!
……….
2日めからからは海は落ち着かず屋久島周りとなりましたが最初にトカラに行けたのでおちついて屋久島を楽しめた気がします。よかったですね〜!
でも、2日目は屋久島周りといっても超一級ポイントの永田灯台、
トカラに劣らない激流状態

永田灯台
いつもの根待ちの場所も潮が速〜い

灯台のイソマグロ群れ

ギンガメアジ群れ
激流の永田灯台にて
イソマグロ群れ、ギンガメアジ群れもトカラに劣らず。

激流となればやっぱりセットのダウンカレント
永田灯台

吐いたエアーの舞っぷりもなかなかなダウンカレントでした(^^)

永田灯台にて
気がついたら安全停止に参加していた大きなハンマーヘッド。気がついたらすぐそばで皆さんカメラは電源落としてたし。
Photo by Y. Nakata
屋久島のイメージとはちがうのかもしれないけど素晴らしいダイナミックポイントですね。
…………
3日目には屋久島の代表的なポイント擁する一湊(いっそう)エリア。
あまりの大雨で島廻の海は茶色に見えた3日目でしたが茶色いのは水面付近のみ。潜ればすぐに真っ青な海が広がっていました。

大雨で大量に川から濁流が入りましたが濁っているのは表層だけ

テレビでもやっていた「オーロラダイビング」みたい(笑)
ゼロ戦の魚たち、横瀬もすっごく賑やか。

一湊エリアの人気ポイント「ゼロ戦」
沈んでいる飛行機 実は「ゼロ戦」ではなく「疾風( はやて)」という話です

ゼロ戦に棲むキンメモドキやスカシテンジクダイと赤く大きなアザハタ
実に良いバリエーションの3日間になったと思います。

島の北側に潜りに行った帰りにはひとっ風呂して帰途に付きます。
なにしろ屋久島は島と言ってもとても大きく私達がわかりやすい例えで言えば伊豆半島が島になっているかのようです

雨の日はより温泉がうれしい!
尾之間温泉 あがってまったり

人懐っこい尾之間温泉のニャンコさん

大雨続きなので勧められて見に行った大川(おおこ)の滝
写真で見るよりはるかにド迫力!
屋久島でお世話になっている市川船長、美味しいご飯を作ってくれるお宿 海寿苑のおかみさんありがとうございました!!
そして、ダイビングでの段取りその他面倒なことほとんどをやってくれているモッちゃん、久米師匠本当にお世話になりました(^^)