今年も薩南ツアーに行ってまいりました。
このツアーはもともとトカラツアーの1日目に足慣らしも兼ねて潜る(トカラ列島よりだいぶ鹿児島本土寄り)岩や島をただの足慣らしや通過点にしてはもったいないし、そんなに長くお休みはとれないけど既存のダイビングポイントとされていない、いわゆる秘境のような場所でのダイビングもしてみたいとのご意見にもお応えしたいとの思いから2000年より始まり今年で23年目となりました。
お休みが取りやすいようにと木曜日の最終便に近い鹿児島行きの飛行機に乗って鹿児島空港〜南さつま市〜夜11時過ぎに坊津の漁村着で翌日から2日間ダイビングして日曜日に帰るというスケジュールです。
ダイビングは坊津から足のはやい船で初期の頃は所要時1時間30分〜2時間くらいの宇治群島、もう少し近い鷹島や津倉瀬へ。
まもなく今でも人気の高い湯瀬(デン島)や薩摩硫黄島へもよく行くようになりました。
ときに薩摩硫黄島の宿に宿泊したりもしてそのあたりの海を攻めたり。
そして今回は
1日目こそ海況よろしくなく比較的沿岸エリアの久多島遠征となりましたが、2日目にはこのツアーで最も遠い「草垣群島」に行くことができました!
草垣群島は坊津から所要時間2時間20分くらい。遠いのもあって海況はかなり穏やかじゃないと行けません。
2003年以来の20年ぶりに行ったと話していたのですが、スタッフいたみから2008年7月も行ってたよねとの指摘が。
あらほんと、でもいずれにしても久しぶり、3回目の草垣群島遠征となりました。
その前に1日目の久多島、大瀬でのダイビング。
心配した西風で波はそれなりにありバッタンバッタンもしましたが晴天のもと行くことができました!
魚影濃く、イサキの群れ塊、ハガツオの群れは何度も何度もあらわれ、この時期の名物カマストガリザメの若者たちの群れや大人などいっぱいでした。
でも、透明度が(この23年間でワースト?)わるすぎ〜(>_<)
九州で降り続いた大雨の影響と思われますが、久多島あたりは水深12m付近までは透明度はだいぶおまけして3〜5m。
その下はやや見えるようになって6〜8mくらい。
魚影は濃いのになかなかうまく行かないものです。でもみなさんそんなかなでも笑顔で楽しそうにダイビング、さすがですね
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でも翌日の天気予報は風弱く遠征日和! 期待して皆さん夕方から飲んだり食べたり。
翌7月23日は遠いのでちょっと早起きして出航です! 早起きはまったく苦にしないみなさん、6時出航もぜんぜん問題なし(笑)
船は快調に走って南西へ走ります。
海の色は沿岸しばらくは緑がかっていましたが、しばらくからは青い海に変化します。
そして草垣群島!
そのギザギザした島の姿がかっこいいんです。
みなさんいっぱい写真を撮っていました。
海は(どこでもいい場所探すのは難しいものですが)とくに1本目はエントリーしたらそこは魚群の真っ只中!
ウメイロモドキ、タカサゴ、ニザダイ、みんな大群
それを狙うイソマグロやカッポレ、大きなカンパチたち。
もうみなさん大興奮でしたね!
その他、地形もすごくダイナミックな草垣群島。
島から少し離れただけで水深はすぐに50〜70mとか。
真っ青な水とダイナミックな地形、
そして他に船もダイバーも誰もいない貸し切りな海。
動画:https://youtu.be/9cdcJ7BEhuk
すばらしい自然を贅沢に遊んだ草垣群島遠征となりました!
このツアー、秋にも計画しております。次はどこへの遠征になるでしょうかね(^^)
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ショートなツアー、24日(日)は帰途につきます。鹿児島空港からは羽田へ帰る方、名古屋に変える方それぞれ。
出発時間まで時間があくK山さん、K山さん(あれ、どっちもK山さん)と空港から近い妙見温泉へ行ってきました。
いい温泉施設なのですがこれまた他の人はいなく貸し切り。ご時世でしょうか。
以上、2022年7月の薩南ツアーレポートでした!
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その他おまけ↓
おしまい