2022年の銭州ツアーは7月の平日開催となりました。
数日前に台風4号が発生、途中で温帯低気圧となったもののどうなることかとヤキモキさせられました。
でも、前々日に過ぎて、多少のうねりはあったもの無事に催行することができました。
さて、銭洲について
伊豆半島石廊崎の南東約70kmにあるいくつかの岩礁からなる海域で人が住むような島ではありません。
昔から関東から行ける秘境の海として知られています。その分、国内でもトップクラスに海況が厳しい海域。海況に恵まれなければ行くことができず、なので中止になることもしばしば。
こういう遠征はとにかくそんな秘境の海のに行ってみたいという方向けですね。夜中に出て船に揺られて朝着。そんなに楽なものでもないかも。
でも船には一人ずつのベッドエリア、エアコンも効いて、トイレ、シャワーも完備。とても清潔でタフな遠征を十二分にサポートしてくれます。
海は、行けばすごいシーンが待っているなんてお約束は全くなし。ネットで見かけたりするすごいシーンが目的な方には最近のダイビングシーンでは他にそんなポイントはけっこうあるのでそちらが絶対いいでしょう。海は波や潮流など当然荒っぽことも珍しくないです。
上級者に有名な所だから凄いんだろう、とか人気の生物や魚群が見たいがために行くという方はまったくおすすめしない遠征でもあります。
とはいえ、結果はどうあれあとまわし、普段人が潜ることがごく少ない海に飛び込むことが好きな方が集まって今回も元気に出発したのでした!
銭洲まで連れて行ってくれるのは今回もイワシDのある土肥の銭洲遠征で有名な「第18とび島丸」
今回も安全で快適な遠征を提供していただきました。
潜ったのは
1.ネープルス東側
2.ダルマ
3.名前はよくわからない隠れ根
今回の海は行く前からサメが多いと聞いていましたが、実際多かった〜!
水温は浅場で27℃、中層以下は25℃の場所も。透明度はほんの少し白さはあっても20m以上〜
会った魚は定番のシラコダイの超大群(銭洲ならではの光景)、ギンガメアジ大群(ギンガメアジ自体はいるのは珍しくなくても沖縄みたいな群れになっていてビックリ)、バラクーダ、カンパチ、ツムブリ、オキアジの大群、タカベの大群、タカサゴの大群、大きなマダラエイ、カッポレ、ゴマテングハギモドキ(通称二の字)の群れ
サメはカマストガリ、ハンマーヘッド、
ハンマーは大群れだったり単体だったり小群れだったり
ついにはタイガーシャーク(イタチザメ:三大人喰いサメのNo.2 !?)まで登場で皆さん大興奮。太っとくてド迫力でしたよ!
銭洲でハンマー、数匹やちょっとした群れを見ることはなかったことではありませんが、ここまでの群れは珍しいかも。
ましてやタイガーまでって…
まさしくサメ祭り。
今回は本当に素晴らしい海でした!
ご参加の秘境好きの皆さん大変お疲れさまでした!&ありがとうございました\(^o^)/
第18とび島丸の健司船長、スタッフのゆうとくん、お世話になりました!!!