冬まっただ中

あいかわらず山での生活中です。

控えめに言って「過酷!」だった日々から「まあキツい‥」くらいに落ちつきつつあります。

スキー場のコースも全コースの9割くらいがオープンして、安全対策(ネット、ポールやマット設置など)に追われる頻度が減ってきたためです。

上部のコース。
この時で気温 −14℃くらい。
スタッフは「今日はだいぶあったかいね」のアイサツ。

現在担当しているスキーパトロールの主な役割は怪我人の搬送のイメージがあると思いますが(もちろんそれは重要な仕事ですが)、普段はコースの安全対策のためにネット、ポール、マット、それからドリルやスコップをかついで滑ったりのぼったりな作業がほとんど。

そのあいまにリフトからの落とし物回収がちょくちょく。

リフトの下は雪がモモから腰くらいまで深く危険もあるため基本的にパトロールが行くことになります。

スキーを履いてはシュプールをつけることになってコース外滑走を誘引するのでスキー板は脱いでブーツで行きます。

標高2000m前後の深雪での行動は2歩も動けば息もタエダエです。

休日は去年も行った飛騨高山に。
賑わってました。

結局スキーパトロールって(他のスキー場のことは知りませんが)超肉体労働&スキー場のなんでも屋なんです。

もっとも、怪我人をボート搬送するのもけっこう乳酸満タンものですが。

スノーモービルもありますが、斜度がきついバーンが多いスキー場なのでモービルで行けない場所がほとんど。

なにしろこのスキー場の対外的なキャッチフレーズは

「素人御免」

おじさんパトには楽じゃないっす。

休日で滑っていたスタッフの若者たちたちと。

だいたい、ダイバーなのにこんな部所配属になって2シーズン目、常勤はなんと自分一人。

初めてパトロールをやる非常勤の方たちや月に数日来られる経験者のひとたち。

スキー場全体としても今年はビックリなほどの人手不足。

パトロール要員も四苦八苦でかき集めているようです。

今年からトライの人たちも「パトロールやってみない?」と誘われたくさん楽しく滑れると思ったら滑るったって何か(軽くてドリル‥)担いで滑るばかり。そうじゃなければマイナス18℃の極寒のコースの脇で延々と埋もれかかるネットの保守とかとか。

こんなはずでは?? と思ったことでしょう。

でもでも

朝イチ、誰のシュプールも付いていない新雪や圧雪のコースをイチバンに滑れる(コースチェックしながらですよ)のはまさに約得ですよね!

極寒や吹雪やはたまた雨などツラい日もありますが、よく晴れた日の眺望は本当に素晴らしく気分がスカッと高揚します!!

標高が高いため晴れた日の空の青さがスゴイんです。

ね、最初の頃よりちょびっとは楽しくなってきたでしょ!?

スキー場オープンからコース拡張。準備作業、日々の様々な仕事も慣れているとはとても言えない自分にまあまあ丸投げ、もとい、それなりに任せてもらってスーパー人手不足の中もリフト係の皆さんの協力やパトロール志願の人たちのおかげで各コースも(部分的に雪が足らなく難しいトコもありますが)それなりに運営され僕自身も心身ともに過酷な最初の3週間がなんとか過ぎたのはとりあえずよかったということですね。

そうは言ってもまだ1月中旬、先はながいなぁ…

 

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