南九州
薩摩南西海域
野生の岩ツアー
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今年も南九州の島や岩を潜る季節がやってきました!
南のほうには台風8号ができて西に進んでいますが、東シナ海、薩摩南西海域にはほとんど影響は出てきていません。 天気は連日の快晴。関東地方も暑い今年の7月ですが、鹿児島も暑いこと! 皆さん日焼けで真っ赤です(笑) 今年もこの魅力的な海域を縦横に潜ってくることができました。 |
1.湯瀬
2.湯瀬
3.草垣群島
4.草垣群島
5.坊津 千貫瀬
湯 瀬 1日目、海は静かで遠征するのにもってこいのコンディションです。 この海域(いや日本中のどこと比べても?)屈指の楽しさを誇る湯瀬に向かいます。 海は青く透明度も良さそう。(下のほうには冷たくて暗い潮もありましたが) 飛び込むと真っ青な世界が広がっています。まずはオキアジの群れが目に飛び込んできます。 そしてギンガメアジの大群。いつもは脱兎のごとく泳ぎ去るのですが、今日は何度も私たちを取り囲んでくれました。 壁のようなニザダイの群れや、視界いっぱいに群れるムレハタタテダイ、大きなイソマグロや、巨大カンパチ。 やっぱり湯瀬は楽しい〜 |
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薩摩硫黄島へ 湯瀬で潜った後はもちろん薩摩硫黄島へ。 最初に来た時には「めったに来れる場所ではないなぁ」と思った硫黄島。恒例のように来ています。 なんですか?この恒例!? ゼイタクなことですね!! |
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今回、参加のマツが硫黄島の港の水を持って帰ろうとペットボトルにすくいました。
あれ? 意外と色が薄いのです。 へぇ〜 透明に少しだけ色が付いた感じです。海を見るとかなり赤いんですけどね… |
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草垣群島へ
今回は人数少なめ。海もまずまず走れる状況。 ではと、この海域では一番遠いのでなかなか行く機会の無い草垣群島へ行くことにしました。 所要時間は約2時間。北側には宇治群島、東側には三島村の黒島が見えています。草垣群島はそのギザギザした島の姿が独特の雰囲気をかもし出します。 ただでさえ青い外洋の海もますます青く感じます。黒潮の分流、対馬暖流?の影響がより濃そうです。 |
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以前来た時にイソマグロ軍団やウメイロモドキ大群に出会えた場所に(潮流が逆だったので反対側から)飛び込みます。 青い!! ダイナミックな地形がどこまでも見渡せます。 |
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水温は水面付近で30℃ほど。
水深20m潜っても27〜8℃くらいはありそう。さすがに魚たちには高すぎです。魚は湧いてくる感じではありません。 それでもクマザサハナムロやウメイロモドキが群れで泳ぎます。 見えている宇治群島あたりと比べても南方の色が濃くなります。それほど離れていないのに不思議なものですね。 |
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イルカ
草垣からの帰り。 カツオドリが群れている海面を見るとイルカもいます。 宇治群島や鷹島あたりでは良くイルカを見ます。 今回のイルカは船によく付いてくれます。 |
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遊びたそうな雰囲気だったのでみんなで海に(静かに)飛び込みます。 イルカ、いっぱいいます! ドンくさい私たちをからかう様に周りをすごいスピードで回ります。 イルカはちっちゃいのから大きいのまで。 いや〜、今回平均年齢高め(失礼)の私たちでしたがすっかりはしゃいじゃいました。 大騒ぎしましたね〜 |
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千貫瀬 ラストダイブは秋目から10分もかからない「千貫瀬」 近くても九州沿岸では最高クラスの魚影を誇る場所と言われています。 さすがに外洋の岩にくらべて水はまだ濁り気味(透明度8〜12mくらい)でしたが、凄い魚影でした! さすが!! |
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秋目といえば鑑真和上の上陸地。苦労の末、中国から渡ってきて上陸したのがこの秋目だそうです。 立派な鑑真記念館という施設があるのでまだ行ったことの無い「Akinoshima君」たちが見学に行ってきました。 |
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今回でなんと16回目の南九州ツアーです。 素朴な秋目集落と素晴らしい海。 野生の海にトライするのに最高の相棒と言えるしおり丸の2人。 そして 派手な宣伝とは無縁だけど自然いっぱい、野生いっぱいのこのエリアへのツアーに参加していただけるウチのメンバーの皆さんはやっぱり素敵です! こんなに続いたのは本当に皆さんのおかげです。 今回も天気に恵まれて海もバッチリ。 夏らしい薩南の海を堪能できましたね。 本当にお疲れ様でした! また来ましょうね!! |