今シーズンの銭洲ツアー 6月下旬開催で行ってきました。
今回は1週間前から前日までずっと予報が良くなくて(風が強めで外洋遠征には厳しいコンディション予報)残念ながらほぼ断念かなと思っていました。
当日(前夜発なのでダイビングの前日)の午後に最終決定としていたところ予報によってはややおさまる感じも。
とは言え、風がすっかりおさまるとまでは言えずかすかな希望程度。
ただ、銭洲までの航行に問題ないと船長から判断してもらえるならあとは安全なダイビングができるかどうか。
もっともわかりやすいのが安全にエキジットができるかどうかです。
もちろん催行したくないわけではないけど、当然安全が担保できないのでは行けるわけがない。それに行くだけで海況悪くろくな遠征にならなかったのでは無理して行く意味はないし。
さんざん迷います。
そして、、風の向きと強さ、潮流の向き、現地の予報など勘案してエリア限定はあるとしてもなんとか潜れて楽しめる部分もちゃんとありそうと判断し、出航となりました。
連れて行ってくれるのはもちろん今回も土肥に第18とび島丸です。
ということでいつも通り秘境トライが好きなメンバーのみなさんと夜中の1時に土肥漁港を出航、ときに南西からの風やうねりに揺られながらも(覚悟していたほど叩かなかったのですが)現地には朝7時半ころに到着。
さっそく、各自、朝食や朝の準備をしてスタートです。
心配していた海況はありがたいことに風は弱く時間を負うごとに海面も静かになっていきました。
今回の銭洲、黒潮から微妙に外れているのか銭洲らしい濃紺の海ではなく水温も伊豆半島とあまりかわらず、透明度も濁っている場所も目立ちました。
それでもやはり銭洲! 見事な魚群です!
ギンガメアジ群れ、オキアジ群れ、ホシカイワリ群れ、キハダマグロ若者群れなど伊豆半島ではなかなかお目にかかれない光景が広がります。
サメ類も大きなハンマーヘッド群れを始めカマストガリザメやまたもやタイガーシャークまで登場。
今回は長年の念願だった銭洲中心からさらに南下した「南千波」にも潜ることができて結局素晴らしい銭洲遠征になったのでした。
…………….
写真はT. Fujishimaさん、O. Naganoさん、Y, Kinparaさんにいただきました。ありがとうございます!

Photo by O. Nagano

Photo by O. Nagano

Photo by O. Nagano

カマストガリザメ
今回はあまり寄ってこなかったかな
Photo by O. Nagano

Photo by O. Nagano

浅場にはツバメウオ群れ
Photo by O. Nagano

Photo by O. Nagano

巨大でした
見えなかったけど深い場所に巨大ハンマーっぽい群れの反応があったらしい
Photo by O. Nagano

こんな格好でご案内してます
Photo by O. Nagano

オキアジ群れ
Photo by O. Nagano

潜った人っているの?
南千波に遺跡のような岩
Photo by Y. Kimpara

潜った人っているの?
南千波の遺跡のような岩
Photo by Y. Kimpara

南千波岩
Photo by Y. Kimpara

南千波
Photo by Y. Kimpara

ホシカイワリ群れあはあちこちで
Photo by Y. Kimpara

なかなかいい型のカンパチ群れ
Photo by T. Fujishima

ホシカイワリもなかなかの群れで何度も
Photo by T. Fujishima

伊豆諸島ならではゴマテングハギモドキ
Photo by T. Fujishima

Photo by T. Fujishima

キハダマグロの編隊も何度か登場
Photo by T. Fujishima

ハンマー 個体がデカく迫力あります!
Photo by T. Fujishima

そして、2年?3年?前に続いて銭洲でタイガーシャーク(イタチザメ)
Photo by T. Fujishima

カッポレ

銭洲と言えばシラコダイ

オキアジは名物になりましたね

カンパチ群れ

ゴマテングハギモドキ群れとヒレナガカンパチ 銭洲らしい光景かも

ギンガメアジの群れも毎年見るようになりました
ご参加の皆様、今回も本当にありがとうございました!!