2024年シーズンの銭洲遠征、出発前までは各予報で行ける確率は高いものでもありませんでした。
でも、予報は催行できそうなくらいまで好転したのでGo!
とはいえ、土肥から100kmとか南にある島とは言えない絶海の岩礁域、海が荒れても逃げ場はないし、現地海況情報なんてのもないし。
海況が悪ければ当然ながら安全が最優先。予定変更や途中反転もあったらごめんなさいとのご連絡をして夜中1時に土肥漁港を出港となりました。
出港してしばらくすると船は揺れ始め、ベッドで横になりながら「大丈夫かな?」
船も速度を上げられない時間が続きましたが、伊豆諸島海域でしょうか、南下するにつれて海況は落ち着き船も速度を上げて朝7時前に銭洲に到着となりました。
それでも風は7〜8m吹き、白波も立っています。潮流がある場所は更に波立ちます。
大きな島ではないけど大きめの岩礁の風裏で潜ることになりますが、悪くない場所。
でも浮上場所は気をつける必要があります。
水温は26〜27℃、透明度はやや白さはあり黒潮真っ只中な感じではなかったのですが透明度は20m以上はあります。
今回も魚多く(ツムブリ、ムロアジ、ギンガメアジ、カスミアジ、オキアジなどなど)伊豆半島に近いのに見える魚は多種多様です。
そして、今年もまたサメがいっぱい!
密集した群れじゃないと写真や動画ではこの迫力は出ませんけど、どれだけサメがいたの〜?ってことで今回のご参加メンバーさんたちはお腹いっぱいだったことでしょう。
ハンマーは群れもふくめカマストガリザメや種類はよくわからないサメが常に視界にいる状態に。
それにしてもハンマーはさすが銭洲、おっきい〜! 深い水深には巨大ハンマーの大群がウニャウニャ群れています。
どっちをみてもいろんなサメたちが目に入りまずこっちに向かってきたり。
………
元気な参加メンバーの皆様、そして毎回安全な秘境ダイビングを実現してくれるとび島丸の健司船長、アシスタントのゆうとくん、ありがとうございました!!
写真はT. Fujishimaさん、N. Kayamaさん、T. Hirataさんにいただきました。ありがとうございます!