6/13日から屋久島ツアーの後半スタートでした。
ツアー全体を通して何種類もの天気予報を毎日何回もみては一喜一憂。参加の方たちもそういう方多いですよね。
でも予報は見るたび刻々と変わるし一週間前の予報なんて意味があるのか分からなくなります。
毎日、予定は前日の夕方の予報で決まりました。
それでも天気も風の吹き方もピッタリ予報通りにいくとは限らないのが難しいところ。山も高く黒潮流れる海に浮かぶ屋久島、天候の変化がダイナミックなのは当然ですね。
世界中の専門家やスーパーコンピューターを持ってしても先の天気は読みきれないのだから自然はそういうものですね。
さて、前半開催中にはまあまあ厳しそうな天気予報(雨はまだいいんです。問題は風、つまり海況です)後半の日程。
結局、3日間の日程で行くことができたのはそれぞれ屋久島西部海岸、一湊、トカラ。
いつも臨機応変に動いてくれる現地のもっちゃん、K師匠、船長、お宿(食事が素晴らしい)には感謝いっぱいです。
今回も晴れ、曇り、土砂降りと天気も日替わり、時間替わり、場所替わり。
もちろんトカラ列島に遠征したい気持ちもたっぷりですが、こればかりは自然相手の風次第。
でも屋久島の海も素晴らしいダイナミックポイントあり、ダイビング遠征としては楽しみいっぱいです。
それから…
今回も「やっぱりただじゃ済まない」な”帰りの飛行機欠航”で今シーズンの屋久島ツアーもシメとなりました。
とにもかくにも、ご参加の皆様、本当にありがとうございました!

まずは屋久島灯台下へ!
少なくとも中級クラス以上向け。屋久島に来るダイバーみんなが来られうわけじゃないです。

今回もアカウミガメをよく見ました。
アオウミガメを見慣れていると本当にゴツイ。

一湊にて、ムレハタタテダイやいろんな魚がが群れていました。

伊豆のダイバーも見慣れたテングダイ

ゼロ戦は一湊の名所の一つ。
キンメモドキが群れ、アザハタも棲みます。
下の方にはいろんなエビもいて好きな人は楽しい。
ケラマハナダイ、フタイロハナゴイもいっぱい。

ゼロ戦(疾風)
なぜか大きなアカウミガメが鎮座

ゼロ戦とアカウミガメ

今回はなぜかトカラの水温は23℃くらい。(もっと北の屋久島での水温は25〜26℃)透明度は15m でそこまで青くなかったです。
でも魚は多かった!

うねりは多少残りましたが問題なく潜ることができました
トカラ

ギンガメアジ群れ
トカラ

サメもハンマーの他、シルバーチップ、カマストガリザメ、イタチザメ。イタチザメ(タイガー)はワタシ見てません。みたのは2人?3人?
トカラ

大きなヒレナガカンパチ

テングハギモドキたちもこれだけいると圧巻。
ベテランダイバーの方でも中には魚種(珍しくない目の)によってはハズレあつかいですが、自分は群れならなんでも喜んじゃう方で…
個人的な話ですが。

深い方は冷たく濁り気味でしたがイソマグロが群れ群れ

ちびっこGT隊襲来。
大きいロウニンアジ軍団も他のタイミングで来ましたがマッハで行っちゃいました。

大川の滝(おおこのたき)
大雨のときは水量が増しド迫力になります。
昨シーズンがそうでしたが今回は通常?水量の大川の滝を確認できました。

せっかくなのでちょっぴりドライブも。
西部林道でヤクサルやヤクシカに会ったり滝を見たり。

こんなバランスの石がいくつもありました。
なんかの儀式?

結構な確率の予想通り帰りの屋久島〜鹿児島便が大雨のため欠航に。
欠航が決まってから参加者皆さんで高速船に切り替え鹿児島本土に無事渡れました。
所要時間2時間弱(直行)から2時間40分(種子島経由)
鹿児島南埠頭に到着後はタクシーやバスで鹿児島空港に向かいます。
予定(予約)していた鹿児島からの東京行き飛行機には間に合いませんが同じ欠航便と航空会社なら順調にその後にお便に変更できました。
写真は高速船トッピーの船内。