2024年になってずいぶんたちましたが初投稿となります。
皆様元気でお過ごしでしょうか?
私はこの冬も信州の山奥に出稼ぎに来ております。
ことしの冬はニュースなどでも見ますが暖冬、少雪。多くのスキー場にはたいへん厳しい状況になっています。
表紙の写真は寮の近くの白樺林。2月でこんなに積雪が少ないのは異例です。
さて、山奥生活もやっと半分以上を終えたわけです。
よく「楽しいリゾートバイトですよね!」と言っていただきますがオッチャンにそんな楽しいことはなく、ただの(ちょくちょく過酷な)労働の日々ですよ(笑)
ケガした方の搬送や応急処置や救急車要請、病院の紹介などの他、コースの安全や目印となるネットやマットの設置、危険なコース外滑走の規制など自分たちパトロールの仕事です。仕事の7割は土方作業ってところです。
やや寒い日も極寒の日(例年に比べて少ないですが)もほぼ毎日硬いスキーブーツを履いて足のあちこちは腫れたり変色したりで閉口します。
日々「ダイビングガイドがなんでこんなことになってるんだろ??」と思いながら…
それでも、朝の始業のために誰もいないスキー場トップ2130mにあがり見渡す景色は格別、そこからコース準備、点検でその日の最初の滑走者として滑りはじめる(一応控えめに)のはわるくない気分、まさに役得ですね✨
もちろんこんな笑顔のひとときもありますよ(^^)
でも、暖冬のこの冬、本州屈指に寒いこの地域でも雨がよく降りゲレンデの雪を減らしてしまっています。
それほど寒くない地域のスキー場では厳冬期ながら雪がほとんど無くなり営業断念したところもあるようです。
こんな気象現象はエルニーニョのせいとも言われていますがそれだけでもなさそうですよね。
海も西伊豆あたりで海藻を見なくなり、それにしたがいサザエやアワビも見なくなり。
沖縄の県魚のグルクンも普通に見るようになり。
さてさて、私の山奥生活は3月下旬までの予定。あと1ヶ月ちょい。
もっともそれまでスキー場の雪が保つのか疑問がよぎらなくもありません。
いずれにしても来月下旬には土肥に戻ります。