ふるさとの味?

最近、静岡県内で見かけて買ったものふたつ。

とくに珍しくないのが「崎陽軒のシウマイ」でしょうか。

でも奥さんのサカエと話していると崎陽軒に郷愁も思い出もないとのこと。

つまり、普通にシュウマイとしか感じないとか… いやシュウマイじゃなく”シウマイ”なんですけどね。。

わりと大人になるまで日本中でお母さんが電車でお出かけした時などに帰りに駅の売店で買ってきて夕飯のおかずとして出てくるものだと思っていたものです。

僕の実家は神奈川県の川崎駅に自転車で行ける京浜地区の町工場が密集する(していた)街です。

崎陽軒のシウマイは川崎、横浜の庶民の味なんですね、途中まで知りませんでした。。

おかげで今でも大好き崎陽軒のシウマイ。できればレンジでチンせずに常温のまま食べるのが好きです。

「シウマイ弁当」の俵型で並ぶご飯も好きですが

静岡県内で買うにはさすがに真空パックものでしたのでやむなくレンジでチンして食べましたがそれでもやっぱり好きな味。

それから沼津のショッピングセンターで見かけてやっぱり買ってしまった袋即席麺の「ニュータンタンメン」

こんなのあるとは知らなかったので即買い

最近はカップのニュータンタンを見かけたりしましたが、食べては見ましたが自分的にはちょっといまいち。

もともとカップラーメンはそんなに好きじゃないし(袋即席麺は嫌いじゃないですが)

ニュータンタンメンは通常の担々麺とはちと違って、鶏ガラスープに溶き卵とにんにく、ひき肉、唐辛子。見た目は割とシンプルかも。今風の豚骨系ではないですね。

店で食べるニュータンタン、子供の頃は国道1号線の川崎市内の遠藤町交差点にあったタンタンメン屋さんに自転車でよく行きました。

ひとつ頼むと店員のおじさんが「タンタンメン、いーが」ふたつたのむと「タンタンメン、りゃんが」と言ってました。

きれいとはいえないお店(ずい分前に閉店しちゃったけど)だったかもしれないけど、たまに友達などと「タンタンメン行く?」と自転車で向かうのはけっこうな楽しみでした。

さて、沼津で買った袋のタンタンメン。

パッケージには「川崎のソウルフード」とあります。

なるほど。

でも僕は川崎駅が最寄りといえ、住所はいちおう横浜市。

川崎と横浜ってなんでイメージが違うんでしょうね。観光地以外は似たようなものなのに。

で、さっそく作って食べてみましたが、麺は高級袋麺じゃないほうの普通の即席麺。

食感も味もまあそんなもの、ですね。

店で出るのは太めのもちもち系。これが好き。でも最近はそうでもなくなってきてますが。

でも即席麺の方のスープはけっこういい線いってますね! 付属の唐辛子もそれっぽいあらびきタイプだし。

卵は自前、自分で溶いて沸いたお湯に入れます。

辛さは中辛と普通の中間くらいで、今の自分にはちょうどいいです。

意外と満足でした(^^)

また買おっと。

京浜地区に「ふるさとの味」なんてあるとも思ってなかったし、他の土地のふるさとの味とはだいぶ趣向はちがいますね。

日本屈指の公害エリアで公害全盛の時代に育って、チクロなど今では禁止な人工甘味料入りお菓子いっぱいの子供時代を過ごして、どうしたって長生きできない世代と言われたものですが、いちおうこんな年齢までわりと元気に生きてきました。

ふるさとの味を喜びながらそんなどうでもいいことを考えたりしたのでした。

↓ 今日の土肥の夕日です。

水平線じゃなく雲に沈みましたが空は赤く焼けてました。

 

 

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