この秋の遠征は屋久島ツアーとなりました。
恒例の薩南ツアーは催行人数に足りず、どうしたものかと思いましたがせっかくなので個人的に6月に行った屋久島へと行くことにしました。(ゲストおふたりスタッフ2名だし、ツアーとしては初めての場所なのでお試しツアーみたいとも言えますね)
屋久島へのアクセスは、いくつかの選択肢がありますが今回はすべて飛行機利用としました。
羽田〜鹿児島〜屋久島
昼前に羽田を出て夕方4時前に屋久島到着でした。
到着後は買い出しと温泉、そのあと初日だけ外食へ。ハジけたママのいるお店でツミレ鍋!おいしかったです。\(^o^)/
このツアー、1日づつ、前日までなどに海況を予報で見ながら可能ならトカラ列島方面に走ることも視野に入れます。
船は自由度を高めたいので日程中基本チャーターでのぞむことにしました。
屋久島南東部の港からトカラ列島北端まで2〜3時間。十分日帰り圏内です。
今回もダイビング1日目の予報はやや風はあるものの走ること可能ということで行ってきました!
朝5時半ころ港に集合、浮遊物が見え航行できる明るさになったら出港です。
トカラでは広大な隠れ根「芽瀬」、東寄りの風が吹いてきてからは陰になる口之島の平瀬で潜りました。
海はさすが、トカラ、真っ青な黒潮ブルー! 水温28度前後です。
芽瀬も口之島平瀬もトカラの中でもほぼ常時潮の流れがぶん流れるエリアです。
が、今回はどちらも流れがな〜い(^^;
そんなこともあるんですね… いつもスーパードリフトする場所ではブルーウォーターを、岩にしがみつきカッ飛ぶエアーを見る場所でrはサンゴやカメやチョウチョウウオなんかをのんびり楽しみました!
でも、
芽瀬ではこんなドキドキの遭遇もありました。
3年ぶり?にトカラの口之島に上陸もしました
2日目は屋久島のポイントで。
屋久島のポイントはどちらかというと穏やかにフィッシュウォッチングやマクロな感じが多いようです。
伊豆で見る魚や沖縄でもる魚が混在しますが、どちらかというと沖縄で見る魚が多いでしょうか。
でも、今回狙うのは屋久島の中でもダイナミックな西部エリアです。
沖にはウチも何度も訪れた口永良部島が浮かび、屋久島側は切り立った崖が続きます。
そんな屋久島の海は1本目は永田灯台下を狙いましたが潮が合わず、観音崎へ。天気がいまいちでしたが抜群の透明度でダイナミックな地形が素晴らしい光景で見渡せます。
キビナゴの群れにツムブリやニジョウサバが突っ込み、ニザダイやムレハタタテダイが群れていました。
2、3本目はあいにく潮が逆でしたがお目当ての永田灯台へ。
逆なのに潮が速い速い! とくに3本目は激流です。
前日のトカラで潮の流れがなかったぶんを取り返すかのような激流れっぷり(苦笑)
激流が大好物なYッチャンなんかは大喜び。青い海に舞い飛ぶエアーはダイナミック。
現地インストラクターMotizukiさんも逆の潮でこんな速くなるのはこれまでなかったとのこと。貴重な場面だったのね、ごちそうさまでした!!
ちなみに、この灯台下ポイント、狙い通りの潮の状況なら(6月もそんなときに潜りましたが)ドロップオフの上につかまりながらギンガメアジ群れやイソマグロ群れ、カスミアジ群れなど銀色系大型魚が次々にやっている光景を見られる可能性が高い場所です。
そんなダイビングでお腹いっぱい、満足したあとはお宿でもいっぱい出していただきお腹いっぱい、おいしかったです!!
最終日は昼12時台の飛行機に乗る前に屋久島観光へ出発
と言っても有名な山や縄文杉方面ではなく周遊道路をドライブです。
とくに島の西側は道も細くなり自然がさらに近くなります。
雄大な滝や、普通に道にいるヤクサルやヤクシカ(本州のより小柄)、北部の真っ白なビーチを楽しみながら空港へ。
お昼の出た飛行機で再び 屋久島〜鹿児島〜羽田 の旅
夕方4時前に羽田到着、お疲れさまでした!!
イワシダイバーズが長年トライしてきた薩南海域(トカラ列島)ツアー。
超秘境のトカラ列島へのロングクルージングがダイナミックな魅力でした。
それでも船で行く先の遠いこのツアー、とくに最近は台風や海況に行く手を阻まれたり。
でもこのパターンなら、屋久島ベースにしながら日程数日前〜前日に海況を見て可能ならトカラへGO!
トカラへ日帰りから(宿泊が取れれば)1〜2泊もありかも。
だめでもあの屋久島で楽しめるメリットは大きいと思います。
あまり大規模(10人とか大人数)ツアーにはしにくいけどぜひ企画したいと思います!
そのせつには皆様ぜひともご検討よろしくおねがいします。
現地の船や宿の手配など色々お世話になった屋久島の友人、Motizukiさんには本当に感謝です!!