DIVE CRUISE |
2008/8/1〜5
|
|
|
まずは湯瀬から 去年と同じくこのクルーズ1本目は湯瀬に潜りました。 確かに鹿児島本土からトカラ列島に行く途中にあるのですが、足慣らしなんて言ってはもったいなさ過ぎるスーパースポット湯瀬。 緊張感高まるエントリーはトカラダイブそのもの。 ドワーって走るギンガメアジの群れ、横切るイソマグロ、 後ろからおそってきたツムブリの群れ、 つきまとうツバメウオ… やっぱり湯瀬は面白い!! |
|
|
|
|
|
|
口永良部島へ 1泊目は口永良部島です。 ここはまだトカラ(行政区分は十島村)ではなく上屋久町です。明日はトカラに入りますがこの口永良部もウチのトカラクルーズリピーターにとても人気があります。 最高に気持ちのいい宿とそこで出されるおいしい夕食。 今回はテラスからお馴染み(一部のマニアにはですが)の薩摩硫黄島が見えました。 そう言えば今回の夕食ではオヤビッチャが出ました。白身で美味でしたよ! |
|
|
|
|
|
トカラ列島突入 ニヨン
海は凪。船は滑るように走り、クルーズ2日目ついにトカラ海域です。 さあ、トカラでのファーストダイブはニヨンです。 ニヨンはトカラの最も北部にあるいくつかの低い岩のエリアです。海はA級、潮流はいつも速い緊張の場所です。 イチ、ニのサンッで飛び込むとそこは真っ青の世界。ウメイロモドキやムレハタタテダイの大群が目に飛び込みます。 ムレハタタテダイはあいかわらずいっぱい!ギンガメアジはやや遠め。水温が高いせい? でも巨大イソマグロが悠然と泳いでいたり。 さすがです! |
|
|
|
ニヨン灯台
|
|
中之島へ
一応トカラ列島=十島村の中心地的存在の島です。
この島でのお楽しみは泊まる海游倶楽部の存在です。中之島の中でも標高の高い場所にあり昼は暑くても夜はとっても涼しくなります。そしてなによりおいしいお食事が大きな楽しみです。こんな僻地(失礼)でこんなお食事が出来るとは驚きです。 そして、今回はとっても星がきれいでした。ちょっと明かりから離れると満天の星空です。天の川だってはっきり見えました! ダイビングも中之島の平瀬やトウセロといった楽しいポイントに潜ってきました。 巨大ロウニンアジたちやギンガメアジ群れ、イソマグロなんかは当たり前のように現れてくれました。 潮もゴキゲンに流れ、それが普通に思えてきます。トカラにいると潮流に対する感覚が狂います。 「今日は流れが無かったね」 と メンバーの方 「ちゃんとありましたって!」 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
悪石島へ
久しぶりの悪関島です。 ほとんどの参加メンバーの方も初めてです。 悪石島は海では北の立神(ハヨームネ)、東の立神(畝神)とトカラでも指折りのダイナミックポイントがあり、島も不思議なボゼが出現する盆踊りなど特異な文化でも知られています。 温泉も豊富で海岸の温泉から露天風呂(今回はお湯が入っていませんでしたが)砂蒸し風呂まである島です。 その不思議な名前とともに最もトカラらしい島であるかもしれません。 |
|
|
|
|
|
|
最初に狙ったハヨームネ。潮流はほとんど殺人的!?
あきらめて畝神に飛び込みます。高すぎる水温のためか魚は湧いてきませんでしたが、そのダイナミックな水中景観はさすがです。(魚は少なくともロウニンアジくらいならお安い御用。) この日3ダイブ目は皆さん疲れも見えたので、穏やかなポイントへ。 ここがなんともサンゴが生き生きしていました。こんな水底はずっと以前の沖縄のよう。どこまでも見えそうな青い水の中ウメイロモドキやハナゴイが乱舞していてすっかり癒されてしまいました。 こんな場所もトカラのひそかな見所かも。 翌日の朝、ハヨームネに行くと果たして潮流はおあつらえ向き。もちろん飛び込みました。ダイナミックな地形とロウニンアジ、イソマグロ、テングハギモドキの群れなどが現れてくれました。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
やっぱりギンガメパラダイス
臥蛇木場の立神
|
トカラ列島のシンボル的存在の臥蛇島木場立神岩。
常に黒潮が流れ水面には潮波が立ちます。 でも水中は魚たちの世界。 しかし、この時期の水温は30℃を超え、多くの魚たちは深場へと移動します。 でもこの岩の下では今年も浅場から深場まで繰り広げられていたギンガメアジたちのパラダイス! |
|
|
|
|
|
トカラブルーに溶けました
小臥蛇島
|
|
|
2年越しの場所 小臥蛇島のこの場所、「沖の瀬」は昨年も潜ろうとやってきましたが釣り人がいたり潮が余りに速かったりで潜れず。 今年こそはの希望が叶い、潜ることが出来ました。 素晴らしい場所です! 前半のイソバナなど穏やかな光景から、後半の見事なドロップオフと次々と湧いてくるウメイロもどきやイソマグロ、クマザサハナムロたち。 浮上間際下にはギンガメアジの大群とイソマグロの群れが。名残惜しい浮上でした。 みんなため息が出るほどの最高のトカラブルーの水が包んでくれました。 ここって写真に残せないタイプの素晴らしさです。 知りたい方は潜った人たちに聞いてみてください! |
|
串木野帰港
串木野に戻った後は串木野にある温泉施設に行きました。 露天風呂や焼酎風呂があったり。 クルーズで真っ黒になった集団はけっこう異様!? トカラの島々も温泉は豊富。 でもクルーズも終わっての温泉もやっぱり気持ちよかった〜! そしてその後鹿児島空港へ向かいました。 |
|
|
今年のトカラクルーズも無事に終わりました。 素晴らしい海況に恵まれた5日間でした。 船の舳先(ヘサキ)でお話できちゃうくらいでした。(もっともずっといたら日焼けでエライことに) このツアーでは久しぶりに悪石島まで行くことも出来ました。悪石島、初めての方も多かったですね。 天候や海況によっては変更も当然ありえるツアーですが、完全な外洋にいることを忘れてしまいまいそうな滑らかな海でした。 真っ青な海と堂々として泳ぎ回る魚たち。 今年も最高の自然とトカラブルーを堪能できました!! 黒潮渡る海に浮かぶトカラ列島の島々。今ではこの海域にダイビングで訪れる人は年間数組あるかどうかでしょう。 そんな海で縦横に船でめぐり、凄そうだったり楽しそだったりする場所に飛び込むことが出来るなんてダイバー冥利に尽きると言うものです。 潜る場所も見る魚や光景も雑誌や流行に左右されがちな昨今のダイビングシーンですが、こんなスタイルのダイビングも続けて行きたいと願っています。 次の場所まで船で数時間、泊まる場所は街も飲み屋も無く、島には整備されたきれいなビーチもありません。 そんなツアーですが本当に楽しそうに過ごしているメンバーの方たちを見ていると人に恵まれた感謝と幸せを感じます。
また来ましょうね! |
一緒の船でトカラを巡ったぷちアイランドさんのメンバー芝さんが写真を送ってくれました。
芝さんの写真はこちら
おわり
....................................................